同時期にUターンしてきた友人と
ものづくりの可能性を発信

住本佑介さん/

住本佑介さん

埼玉県さいたま市  小野市

高校卒業後、多摩美術大学進学、関東のベビー用品メーカーに就職し、2017年、小野市にUターンしてきた住本さん。“父親がデザイン会社を営んでいたので、現役のうちに一緒に働いてみたい”という思いで、この地に帰ってきました。「ベビー用品の商品企画など、関東での経験を活かしながら、父親が故郷の小野市で立ち上げたデザイン会社で、地場産業の商品を中心に、ブランディング、商品企画、プロダクト・ロゴ・カタログなどのデザインに携わっています。」

住本佑介さん/

そんな住本さんが、同時期に小野市へUターンしてきた友人2人と立ち上げたのが、クリエイティブチーム『オノワークス』。一度、小野市を離れ、スキルを磨いたメンバーが、それぞれの得意分野を掛け合わせて、ものづくりを行っています。企画・デザイン、木工職人、アパレルデザインといった、それぞれの仕事を行いながら、『オノワークス』として神戸市や三田市、小野市のイベントに出店し、オリジナルデザインのペン立てやTシャツ、タオルなどを販売。母校の小野南中学校では、特別選択授業講師として、生徒と一緒に木の端材で家型のペン立てを作るワークショップも開催しました。「Uターンのタイミングと、ものづくりに携わっているという共通点をきっかけに、オノワークスがスタートしました。学生時代の友人とまた、仕事を通して繋がることができて励みになっています。各地で出店したイベントのお客様にも、同級生と一緒にこういう活動ができることは、すごくいいことですね。頑張ってください。と応援していただくこともたくさんありました。小さな活動ですが、こんなUターンの形があることを少しでも知ってもらい、故郷で活躍する人が増えて、故郷がもっと元気になることを願っています。」

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