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県指定伝統的工芸品
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杉原紙

手漉き和紙「杉原紙」発祥の町 多可町
 和紙「杉原紙」の歴史は7世紀後半にまでさかのぼります。
 奈良時代後半には「播州紙」として登場し、江戸時代には杉原谷だけでは生産が追いつかなくなったといわれています。
 鎌倉時代には幕府の公用紙に用いられ、室町時代中期からは、広く一般の庶民にも使われるようになり、その名は全国に広まりました。
 江戸時代半ばには、浮世絵、版画を始め庶民の日常生活にも広く使われるようになります。
 その後、明治時代、産業転換が進み機械すきの技術が普及したため、大正14年一時は紙すきは途絶えてしまいます。
 しかし、杉原紙の美しさを後世に残そうと昭和47年に町営(旧加美町)杉原紙研究所を設立し、伝統復活に成功したのです。
 現在では、毎年行われている宮中歌会始で使用され、のじぎく兵庫国体でも賞状に使われました。
 また、この研究所の前には、杉原紙発祥之地碑が建っています。石碑の文字は京都大学名誉教授の新村出博士と甲南大学教授の寿岳文章博士の揮毫によります。
 杉原紙は、県重要文化財、県伝統工芸品に指定されています。

美吉籠(みよしかご)

明治時代、有馬温泉の湯治客への土産物として好評になった美吉籠。竹の持つ自然の風合いを生かした素朴な技法で、美しい網目模様が特色です。匠の技が光る美吉籠は、県の指定伝統的工芸品にもなっています。