朝光寺

朝光寺は、法道仙人の開基と伝えられ、国宝の本堂は、細部に和様・唐様の折衷様を呈した方七間の堂々たる建造物で、室町時代初期の建築といわれています。緑に包まれた静寂の境内に、近くのつくばねの滝の水音が聞こえてきます。毎年5月5日には、勇壮な鬼追踊が奉納されます。
鬼追踊は県指定重要無形民俗文化財に指定されています。踊の構成は、翁1人と鬼方4人で演じられます。踊は単調な鐘の拍子にのり、大きく飛躍したり、採物を振るなどの所作を繰り返し、五穀豊穣・無病息災を祈ります。
踊の由来は明らかではありませんが、その起源は室町期に求められます。
SPOT DATA

所在地 | 兵庫県加東市畑609番地 |
電話 | 0795-44-0735(総持院) |
駐車場 |