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女切峠(おなきりとうげ)

女切ろまん伝説
加西市上万願寺町

 上万願寺から上芥田へ越す峠の坂を「おなきり坂」と呼び、坂の頂上には二つの塚が祀られています。この塚にひめられた悲しい恋の物語をご紹介します。

 昔、万願寺に「てる」というたいそう美しく働き者の娘が住んでおりました。この村では機織りをするのが女の役目になっておりましたので、てるも毎日機織りに精を出し、何日かに一度やってくる町の糸屋に手渡し、手間賃を貰っていました。てるの織る布は、たいそう美しくしっかりとしていて、とても評判の良いものでした。
 糸屋の若者は名を「市兵衛」と言い、働き者で心優しい青年でした。機織りの上手なてると働き者の市兵衛、いつしか二人は心惹かれるようになっていきました。
 しかし、てるには「源四郎」という親の決めた許婚がおりました。許婚があるのだから、市兵衛のことは忘れよう…と毎日一人で思い悩んでおりましたが、忘れようとすればするほど思いは募るばかり。やがて二人は人の目を盗んであいびきをするようになりました。日も西に沈みかけた頃、市兵衛が仕事を終えた頃、二人でしめしあわせて、村はずれの峠でしばしの逢瀬を楽しむのでした。しかし、度重なるにつれて両親の知るところとなり、村人の噂に上り、さらには源四郎の耳にも入ってしまったのです。両親はいさめ、源四郎は怒ります。村の人たちも“ふしだらな娘”とさげすみました。とうとうてるは、一人では外へ出られなくなりました。
 反対されると恋の炎はより燃えさかるもの。二人の思いはいよいよ強くなっていきました。とうとう二人は、一月八日の「鬼追い」祭りの夜、二人だけで村を離れることを決心したのです。
 いよいよその日、てるは逸る思いを晴れ着に包み、豊作を祈る村人たちにまぎれます。祭りが最高潮に達したころ、てるはそっと人の輪を抜け出し約束の峠までやってきました。しかしてるを待っていたのは恋しい市兵衛ではなく、何と源四郎だったのです。二人が会う約束をしていることを聞きつけて、待ち伏せしていた源四郎は、人影を市兵衛だとばかり思って、嬉しそうに駆け寄ってくるてるの姿に逆上し、てるが驚いて声を上げる間も与えず切りつけました。てるの晴れ着は真赤に染まります。その時遅く、てるの名を呼びながら市兵衛が峠の坂を登ってきました。しかしそこにあったのは、見るも無残に息絶えたてるの姿…。市兵衛は恋しさのあまり、てるのなきがらを抱きながらそばにあった池に身を投げました。市兵衛が十八歳、てるは十六歳であったそうです。

 それからというもの、村人たちは二人の死を悼み、この峠を“女切峠”、池を“女切池”と呼ぶようになりました。そしてこの場所に小さな墓を建てました。二人がいつも一緒にいられるように。

 若い二人の切ない恋の物語…

施設情報

所在地 兵庫県加西市上万願寺町
アクセス 中国自動車道加西ICを出て、右折北上、満久交差点を左折、広原交差点左折5km
電話 0790-42-8823(加西市 観光案内所)
駐車場
ホームページ http://www.genshijinkai.com/

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